講演会 実績紹介

「在宅看護論」

20121209
日程2012年12月9日
会場大阪労災看護専門学校

講演の経緯と内容

 大阪労災看護学校で合計40名近くの看護学生にご参加いただきました。在宅看護論として退院してからの頸髄損傷者の排尿・排便管理について講演しました。排尿は膀胱ろうを造設しており、直接膀胱へ道を作りバルーンカテーテルという管を通しています。バルーンカテーテルの仕組みや交換方法、排便はストーマ(人工肛門)を造設しており、パウチ(装具)の種類や交換方法、そして各々のメリットやデメリットなど、実体験を元にお話しさせていただきました。
 後半は私の退院後の生活について質疑応答形式でお話しさせていただきました。特に印象に残ったのは「患者への心構えについて」の質問があり、「誠意を持って全力で看護する。」ということを伝えました。この講演が学生の皆さんの糧となり、素晴らしい看護師になってもらえればと願っています。